推しゴトは心の栄養

様々な沼を経てSnow Manに出逢った営業マンの話

多角的ヲタクによる実写映画おそ松さん感想

2022年3月25日宮舘涼太様お誕生日おめでとうございます🎉

そして映画おそ松さん、公開おめでとうございます🎉

ネタバレ禁止かなぴーマンなので初日に有給とって行ってきました、早速2回キメてきました。

アニヲタ、映画好きなスノ担です。

💡SnowMan箱推しめめこじ担当
💡5歳から今までアニメ好きだが特別、松クラというわけではない(3期までリアタイはしてる、えいがも見てる)
💡洋画邦画問わず気になればコロナ禍前は毎週映画館通ってた

簡易的な自己紹介、以上です。

とにかく実写映画おそ松さんが面白かったので行くか迷ってるよ、という方へ届いてほしい


忘れもしない2021年8月3日……不眠症なので朝3時まで起きてたら早バレ(だめ!絶対)をうっかりTwitterで踏んでしまい寝れなくなったの一報。

おそ松さんSnowMan9人で実写化】

マジで寝れなくなりました……。
深夜に戸惑いと怒りと不安と喜びで寝れなくなり、昼時にあがった公式の動画でようやく少しだけ冷静さを取り戻したのを覚えています。

私は、そもそもいかなる作品であっても実写化は面白いならいいよね派。
反対派ではないです。刺さらなかったらターゲットじゃなかったな、と完全にスルーはしますが、メディアミックスは違う界隈に向けた人への新しい布教の場(とビジネス)だと思ってるので、布教成功させてよね、っていうスタンスです。

だから、適切な形で実写化(アニメ化もだけど)してほしい。

私が好きでやまない作品のコアの部分は踏みにじらずに、作品の良さがもっともっと広がりますように、なんなら原作とかグッズとかにも興味を持ってねとどの作品においても思ってます。

メディアミックスして面白くないね、ってならないでほしい。ファンを増やすならともかく評価を下げる要因にしないでほしい。だって私の好きな作品は面白いんだから。
そしてコアとなる部分は崩さないでほしい。
だって作品の魅力が適切に届かないから。

これまで好きな作品は色々実写化も洋画邦画問わず見てきたつもりです。
嬉しい思いもしたし、歯がゆい思いもしたし、ブチギレたりもしました。


で、SnowMan9人でおそ松さん実写化。

おそ松さんSnowManavexさんだから?とか六つ子なのに身長差どうするの?とか、本当に最初は悲しいほど懐疑的でした。嬉しさより戸惑いと恐怖の勝ち。


推しアイドルがメンバー全員で主演するならオリジナルとか、あるいはまだメディアミックスしてない作品とか……やりようはあるのに、おそ松さん!?!?!?!?
社会的旋風巻き起こして皆が知ってるあの作品を!?!?


美味しいものと美味しいもの足してカツカレーになることなんて稀なんだぞ!!!!!!って友達にキレながら朝方震えた7ヶ月前。


映画に至るまでのプロモーションにスノ担として歓喜しながら、キャスティング起用理由のYou Tubeを見て、という言葉に私は少し安心を覚えました。


SnowManの、団体芸的な畳み掛けるボケとツッコミのフルコンボ、家族ネタをナチュラルにやる仲の良さ、その時の流行りやブームをネタに仕込む笑い。


おそ松さん、確かに下ネタもすごいけど別にそこがコアじゃないので、それができるとかできないとかは個人的に主要の問題じゃないんですよ、桶ダンスで解禁日TL盛り上がってましたけど。

伝説の1話はもはやお蔵入りした伝説なんですけど、あんなにパロディする作品、あんまりないじゃないですか。公式で女体化もイケメン化もう○こ化もその他色々して風刺もガンガン入れて……。私はそこが作品として好きな部分でした。

SnowManなら女装もスーツも時代劇も多分イケるイケる〜!って受け入れ始めた私は思ってしまいましたね。


少なくとも私が感じるおそ松さんの面白さと少し通じる部分があるかもと思い、佐久間さんのインタビューで最初はアニメヲタクとして嫌だったというあまりにも赤裸々な意見もあって、すとん、と不安が消えました。

そして今日、映画を見てきたわけですが

めっっっちゃ面白いな????天才????

演出、芝居、脚本、音楽、本当に良かった。

尺短くない?とか文句垂れてたのがゴメンねって思うほど密度がすごい。

面白すぎてもはや心の栄養ドリンク。

目、バッキバキ

浴びるタイプの薬。考えるな感じろ、でもきっと考えたらもっと面白いんだと思う。

初日なのでネタバレができないのですが、実写映画だからこそ!を逆手に取った構成がとにかくすごい。

SnowMan、どうしたってラウールトッティと佐久間十四松の身長差は22cmあるし顔は似てない。

最初、違和感はある。

おそ松さんもアニメシリーズ復習してきたけどやっぱりスノ担だからウィッグかぶった6人にしか見えない……。

でもその段階で「えっ?この流れ、見たことある……えっ……ない??」みたいな脚本の秀逸さ、編集のテンポの良さ、アニメシリーズと同じ橋本さんによる音楽の力で脳が勝手におそ松さんだと認識し始める。

あと、これはスノ担贔屓目前提なんですけど、
メインキャラ達の声をすごく寄せてくれてるので、脳がバグる。

普段毎日聞いてるのに、頭にチラつくんです。
すごく似てるわけではないのですが、実写化においてビジュアルや間を寄せることはあっても声のトーンまで寄せてくれる作品ってそこまで多くはない印象なので嬉しかったです。

SnowMan、皆、何度もアニメ見てるって言ってたけど本当に何度も見たんだろうなぁっていう間にぐっときました。

これは普段スノ担でバラエティ延々見てる側の意見です。


そしてもう、話としてはノンストップ。
ずっっとジェットコースター。
ドドンパ111分乗り続けてる感じ。

見るじゃなくて世界観を浴びてる感じ。
もはやアトラクション。


で、気づくとピーまつりになってしまうラスト。
コメディ作品であることに徹してくれて、おそ松さんであるコアをキープしたままラストになってる。

私は最初の情報解禁時に所謂、クズでニートなDT六つ子を思い浮かべてたけど、実際自分の好きなテレビアニメおそ松さんって日常回だけじゃなくない???
って復習しながら思ったあの感覚が映画で全て上手いこと昇華され何度も繰り返し見たくなる衝動にかられています。


それと私は映画化する時にどうしても苦手なことがあって、それはドラマオリジナルの劇場版にも、言いたいんだけど……

普段泣ける作品じゃないのに映画だからって泣かせてやるぜ!ってシーン入れないで???

ってことなんです。

今回はおそ松さんとはなんぞや、っていう世界観や魅力を分解して構築して実写という形にした映像なのでその点もおそ松さんイズムなところに私は感動しました。

これまで私が見てきた映画の中でもトップクラスに好きなセリフを一松が言ってくれます。
すごく、おそ松さんを感じました。


お見逃しなく。


実写映画としてこんなに、面白くて、それが自分の推してるアイドルグループが全員で主演なんて、これ以上の幸せありません。


だって基本毎秒推しが映ってるし、同じフレームに推しと推しがいて推しと芝居がしてるんですよ。


そもそも、推しが家族になる役を演じてくれる奇跡に圧倒的感謝じゃない???(ドルヲタの発想)


劇場を後にした自分の気持としてはお蔵入りした伝説の1話をリアタイしたあの日に似てます。

そしてここまでネタバレになるので終わらせ師について触れてませんが3人とも素晴らしかった。
もはやアニメ逆輸入されたとしても、そういう回ねと受け入れてしまいそう。
もはやSnowManが主演でなくて、他の俳優さんたちがおそ松さんを、演じる世界があったとしても、終わらせ師は存在していたはず。

あと「はい!」の一言で劇場を笑いの渦に持ってく渡辺翔太氏があまりにも優勝してた。

はいの一言なのに……ズルいぞ!


さぁて、来週からようやく彼らの日常が見れるんだね???

ドルヲタの目黒蓮とか猫をかまいたおす深澤辰哉とか屋根の上でギター弾く岩本照とか……

えっ……映画だから見れない???
嘘でしょ?
待って、無理、しんどい、、、


続編早くお願いします(土下座)